小学生の頃は
もともと自分が普通じゃないなと感じる事は
多々あった。
それと同時に普通じゃない自分に陶酔しながら生きてきた。
小学生の頃はスポーツ大好き少女で
勉強はイマイチ、目立つ事が好きで
自分はクラスのマスコットだ!と思いながら生活を送る反面
放課後は隠れて図書室でナチスのユダヤ人迫害の写真集に夢中になって
ダークネスな世界にドップリはまったりして
今も絶賛継続中だが
正真正銘のイタイメンヘラだったと思う。
大人になった今
社会に出て
それを個性だと言い聞かせて
デザイナーだの画家だのと託けて活動しているが
社会への順応と個性のバランスをうまくとれてこそ
個性を仕事にできるのかもとふと感じたりする。
よって私は図書室にいた頃から
なにも変わっていないのだろう。
そしていつか私の個性を世に送り出してくれる人間が現れたらなと
これまた得意の他力本願で
毎日をボーッと過ごしている。
ただただ脳内は忙しなく
アクションも起こさないままボーッと。